看護部長からのメッセージ
- 「看護部長がいなくても
現場は大丈夫」
と言われるのが私の理想です。 -
看護部長 高木 由美子
栃木県出身。看護専門学校を卒業後、大田原赤十字病院勤務を経て、看護学校の教務副主任として指導にあたる。2014年から夫の仕事の関係で日本とタイを往復する生活を続け、前看護部長の依頼を受けて2016年3月に「教育担当師長」として黒沢病院に入職。2019年4月に看護部長に就任した。
友人に誘われて看護の道を歩む

スタッフの声に耳を傾けながら、自分が行うべきことを考えている

スタッフとお互いに話しやすい雰囲気を築かなければ、その人に合った教育も職場環境の改善も達成できません。患者様のために、スタッフのために何が必要なのか、そのために自分が行うべきことは何かをいつも考えています。
管理者としてのキーワードは「共に育つ」

中には「これしかできない」という人もいますが、10の力を使って1の効果しか発揮できなければ勿体ないですよね。私は「共に育つ」を管理者のキーワードとしています。一つの方法に固執するのではなく、どうすればよりよい看護を実現できるかを共に考えていくことで、お互いに成長を図ることができます。これまでの看護部長は司令塔のように的確な指示を出されていましたが、私にはその役割を担うことはできません。もし私がいなくても看護部が回るように、この先3、5、10年後の黒沢病院を背負う人材を育成するのが私の役割と捉えています。
「出来ない」から「どうしたら実現できるか」に発想を転換
今後は、マネジメント能力としての人材育成や知識の向上など、師長クラスが受けるべき教育がこれまであまり行われていなかったことを改善していきたいです。知識を得ることで自信に繋がり、管理職らしい仕事ができるようになりますが、研修に参加させることによる業務の支障を恐れ、教育の機会が奪われていました。「人が足りないからできない」ではなく、「どうしたら実現できるか」という発想に転換させて、研修会や勉強会の積極的な参加や、突発的な勤務交代などに対応していきたいと考えています。スタッフみんなの母親になりたい
