先輩からのメッセージ
- 医療事務は病院の顔。
私たちの対応次第で
印象が左右される -
医療事務部 高橋 郁花
群馬県出身。高校時代はバスケットボールに熱中し、母親の薦めで医療事務を目指す。母校である専門学校で教務を務めたのち、2017年10月に黒沢病院に入職。医療事務を担当し、「若手のエース」として活躍している。
スタッフ全員が患者様にベストを尽くす姿に感動

実際に入職してみると、一人一人の職員が患者様それぞれにベストを尽くす姿があり、想像以上だと圧倒されました。自然に患者様に優しく寄り添えるのは、「それは患者様のためになっていますか?」という理事長のお言葉が行動の判断軸として、全職員に浸透しているからだと思います。私も黒沢病院の一員として、その精神をしっかりと受け継いでいきたいです。
患者様にとって何をすべきかを一番に考えています

怪我や病気になり、痛みや不安を抱えた状態で患者様は来院されます。病院の顔として明るい笑顔で対応することはもちろん、患者様の立場になって何をすべきかをいつも年頭に置いています。自分がしてもらったら安心すること・嬉しいことを+αのおもてなしとして考えて実行しています。
例えば、玄関口に患者様の車が到着して車いすが必要そうであれば、車いすを持って駆けつけ移乗介助もします。清算機に不慣れな方がいらっしゃったらフォローができるよう視野を広く持って業務に努めています。受付では患者様よりどの診療科を受診すべきか相談を受けることもあります。いつから、どのような症状があるのか伺い、判断に悩む場合は医師・看護師に相談して的確な診療科をご案内します。診療時間に遅れが生じた場合は、診察室と相談してフォローしていただく医師を依頼することもあります。また、検査や手術の診療費についてのお問合せもいただきますが、看護部や検査部に診療内容を確認してご案内をしています。このように、迅速に対応するためには他部署とのコミュニケーションが不可欠です。当院では医師や看護師に相談できる関係が構築されているためスムーズに対応することができます。
患者様を大切にさせていただいた結果が「ありがとう」に結び付く

ある日のこと、診療時間が終了して受付を片付けていると、女性が慌てた様子で来院されました。女は真っ赤に染まったハンカチで小指を抑えており「強風で閉じたドアに指が挟まれてしまった」と言います。すでに外科の医師も診療を終えていたため、院内に残っていた医師と看護師に相談し、脳神経外科の医師が応急処置を行ないました。そして他院の専門医を紹介しそのまま受診するよう指示がありました。
すると翌日、その女性が来院し、紹介先の病院の医師から「黒沢病院で迅速かつ的確な処置をしてくれたので傷が早く治りますよ」と言われたと、わざわざお礼を言いに来てくださいました。傷が痛むにも関わらず私に向けられた笑顔に「医療事務をやってよかった」と実感しました。
オンもオフも充実できる働きやすい環境です

医療事務には患者様が安心できる素敵な「笑顔」と、患者様の体調を察したり、うまく表現できない言葉を上手に引き出せる「気づき」が必要です。そうしたスキルは、温かい心を持って接することで身に付いてくると思います。私たちと一緒に良質な総合医療サービスの提供を目指しませんか。